試合中の口論から撃ち合いに 2人死亡、6歳児が重体 米アトランタ
(CNN) 米ジョージア州アトランタの警察によると、同市内の公園で7日、野球またはソフトボールの試合中に起きた口論が銃の撃ち合いに発展し、2人が死亡、6歳児を含む4人が負傷した。
アトランタ警察の幹部によると、銃撃が起きたのは午後7時ごろ。口論で試合が中断し、6人が撃たれた。
このうち30代の男性と成人女性が死亡し、6歳児が重体となって病院へ運ばれた。残る負傷者の容体は安定しているという。警察は撃たれた6人の関係などを調べている。
同幹部は市民に向け、「武器を使わずに争いを解決する方法を見つけてほしい」「銃を家から持ち出さないで」と呼び掛けた。
銃暴力のデータを収集する米NPO「ガン・バイオレンス・アーカイブ(GVA)」によると、ジョージア州で今年起きた銃乱射は18件目。GVAは、銃撃犯以外に4人以上が撃たれた事案を銃乱射と定義している。
またアトランタ警察によれば、同市で年初から先月30日までに起きた殺人事件は88件と、昨年の同じ時期より9%増加した。