米判事、特任弁護士の選任を承認 トランプ氏が要請

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
トランプ氏の自宅を捜索した際、見つかった文書類/Dept. of Justice

トランプ氏の自宅を捜索した際、見つかった文書類/Dept. of Justice

司法省はすでに内部の「選別チーム」がチェックを終え、弁護士と依頼者の間のやり取りを秘密にできる「秘匿特権」の対象になり得るとして少数の資料を除外したと主張してきた。スペシャル・マスターが検証する場合も、秘匿特権の対象になるかどうかに的を絞るよう求めている。

これに対してトランプ氏側は、もともと「大統領特権」で開示を拒否できる資料があるとの理由でスペシャル・マスターの任命を要請した。

前大統領が現政権に対して大統領特権を行使できるかどうかについて、法律上の結論は出ていない。ただ大統領特権を主張すること自体は可能だというのが、キャノン氏の立場だ。

キャノン氏はスペシャル・マスターの任務について、証拠物に秘匿特権または大統領特権、あるいはその両方が適用される可能性を検証することになると述べた。

同氏は双方に、スペシャル・マスターの任務や権限の範囲についての交渉も指示し、合意に達しない場合は意見の相違を説明した文書を提出するよう求めた。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「トランプ前大統領」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]