ロシア外相、安保理に遅刻し演説後さっさと退場 米が批判
(CNN) 米政府当局者は24日までに、国連で先に開かれたウクライナ情勢に関する安全保障理事会でロシアのラブロフ外相が自らの演説の時間直前に現れ、終えるとさっさと議場から立ち去った振る舞いを非難した。
西側からの明白かつ再三の非難の言葉を耳にしたくはなかったのであろうとし、「ロシアの弱さを体現する行為」と批判した。「ロシアが世界的な舞台で孤立を深めていることを自身が認識していることの証左」とも述べた。
米政府当局者によると、ラブロフ氏は22日、演説開始の予定時間の直前に姿を見せ、ロシアの主張を終えた直後に退場したという。
ラブロフ外相は米東部時間の11時半ごろに安保理の議場に到着し、着席した。予定より約1.5時間の遅刻だったという。
この安保理会合ではウクライナでの和平維持や安全保障体制について話し合われた。