バイデン氏の機密文書調査で特別検察官を任命 自宅からも発見
バイデン氏は12日、文書は「鍵のかかったガレージ」にあり、司法省の調査に全面協力していると述べた。「近く全てを話す機会があるだろう」とも語った。
今回の自宅での機密文書発見の3日前には、バイデン氏がワシントンに構えていた個人事務所で副大統領時代の機密文書10点が見つかったことが発覚したばかりだった。
特別検察官の任命は、初期調査として始まったシカゴのジョン・ローシュ・ジュニア連邦検事が指揮する既存の調査を大幅に発展させるものとなる。また、バイデン氏と側近、副大統領時代から政府の機密資料を扱った弁護士らが訴えられる可能性も増す。
特別検察官を任命することでガーランド氏は政治的に難しいこの問題から身を守っているが、告発するかどうかの最終判断は同氏が下す。判断がどのようなものになるにせよ、来年の大統領選の大きな火種となることは確実だ。