米カリフォルニア州襲う大規模洪水、モントレー半島が「島」になる恐れ
(CNN) 米カリフォルニア州のモントレー半島に暮らす人々は、間もなく島の住民になるかもしれない。大規模な洪水によって、半島が州の本土から切り離される可能性があるからだ。
同州は大量の水蒸気が流れ込む「大気の川」という現象の影響で、相次ぐ嵐に見舞われた。過去数週間の間に少なくとも18人が死亡。各地域は水浸しとなり、数え切れないほどの家屋が破壊され、それぞれの共同体は麻痺(まひ)状態に陥っている。
12日には、ほぼ休まず降り続いた雨のおかげで同州が「極度な干ばつ」状態を脱したとの前向きなニュースも流れた。ただ荒天は同日に一時緩んだものの、都市部から水が引くことはなく、さらに複数の嵐が近づいてもいる。
サンフランシスコ・ベイエリアの南に位置し、モントレー、カーメル、パシフィック・グローブなどの街があるモントレー半島は大規模な洪水のため、近く州本土から切り離される恐れがある。