バイデン氏、G7サミットでゼレンスキー氏と会談へ ホワイトハウスが表明
(CNN) 米国のサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は20日午前、ウクライナのゼレンスキー大統領が広島で開催中の主要7カ国首脳会議(G7サミット)に対面で出席すると確認した。またバイデン大統領がゼレンスキー氏と会談する予定であることも明らかにした。
広島で記者団に対し、サリバン氏は「バイデン大統領が彼(ゼレンスキー氏)と会談すると考えて間違いないと思う」と述べた。
その上で、当該の会談を伝える正式な発表はないとしつつ、バイデン氏はゼレンスキー氏と直接対面で話し合えるのを楽しみにしていると付け加えた。
ゼレンスキー氏の日本への移動について、サリバン氏は詳細を明かさなかったが、米国以外の国が航空機を手配したことを示唆した。
岸田文雄首相も、ゼレンスキー氏の出席を確認。外務省の声明の中で、政府の決定によりG7首脳らがウクライナに関する会議をゼレンスキー氏本人も参加の上、21日に開くと明らかにした。この日はG7サミットの最終日に当たる。
声明はまた、岸田氏とゼレンスキー氏による2国間首脳会談も21日に行われることを確認。岸田氏はウクライナ情勢について、今回のサミットにおける重要議題の一つと改めて強調し、ウクライナの声を反映することの重要性に言及した。