米軍がソマリア空爆、過激派の戦闘員5人を殺害

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ドイツの米軍施設で米アフリカ軍のセレモニーに出席するオースティン国防長官/Staff Sgt. Julian Kemper/Office of the Secretary of Defense/File

ドイツの米軍施設で米アフリカ軍のセレモニーに出席するオースティン国防長官/Staff Sgt. Julian Kemper/Office of the Secretary of Defense/File

(CNN) 米アフリカ軍司令部は20日、ソマリアで「集団的自衛空爆」を実施し、国際テロ組織アルカイダ系の過激派組織「シャバブ」のメンバー5人を殺害したと発表した。

発表によると、空爆はソマリア連邦政府の要請により、ガルグドゥード州ガルカドから約15キロ南部の町の近郊で20日に行った。初期段階の調査結果として、戦闘員5人が死亡し、民間人に死傷者は出なかったとしている。

「今回の空爆は、テロ組織に攻撃されたソマリア国軍を支援して実施した」と発表では述べている。

米軍は1週間ほど前にもソマリアで空爆を行い、戦闘員10人を殺害していた。

米軍はソマリア連邦政府と連携してシャバブに対する攻撃を実施している。ジョー・バイデン大統領は2022年5月、テロ組織との戦闘のため、500人未満の米軍部隊をソマリアに配備することを承認した。

米アフリカ軍司令部はシャバブについて「世界のアルカイダ系の中で最大かつ最も動きが活発で、友好国と米軍を攻撃し、米国の安全保障上の利益を脅かす意思と能力が実証されている」と強調している。

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