バイデン氏、来週訪米のゼレンスキー氏と会談へ 国連総会出席にあわせ
(CNN) 複数の当局者が明らかにしたところによると、バイデン米大統領は来週、国連総会の一般討論演説のため訪米するウクライナのゼレンスキー大統領と会談する予定だ。
会談がニューヨークで行われるのか、演説後にホワイトハウスで行われるのかは不明。この件に詳しい情報筋の1人は、ゼレンスキー氏がニューヨーク訪問を終えた後にワシントンDCに向かう予定だとCNNに明らかにした。
バイデン氏、ゼレンスキー氏ともに19日に国連総会で演説する予定となっている。
ウクライナ軍がロシア軍への反攻を継続する中、ゼレンスキー氏は国連総会に対面出席してウクライナへのさらなる支援を訴える意向。情報筋によると、総会での演説以外にも、ニューヨークで世界各国の首脳との会談をいくつか予定しているという。
イスラエル政府は14日、ネタニヤフ首相がゼレンスキー氏と会談すると発表した。
ゼレンスキー氏は国連総会の場を活用して、ロシアがウクライナに仕掛けた戦争に断固とした態度を示していない国々を説得し、ロシアに対する非難をさらに強力なものにすることを狙っている。
バイデン氏とゼレンスキー氏は7月にリトアニアで開かれた北大西洋条約機構(NATO)の首脳会議で、その前には5月に日本で開催された主要7カ国(G7)のサミットで会談している。
また、ゼレンスキー氏は昨年12月に、ロシアが同年2月にウクライナに侵攻して以来初の外国訪問として米国を訪れた。