「僕は脅威じゃない」 刺殺されたパレスチナ系の6歳児、住民数百人が追悼

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追悼式の会場に集まった地域の住民ら/Scott Olson/Getty Images

追悼式の会場に集まった地域の住民ら/Scott Olson/Getty Images

ワディア君は米国で生まれた。両親はパレスチナ自治区ヨルダン川西岸の出身だった。

追悼集会には数人の子どもも参列した。パレスチナ旗に色を塗り、「僕は脅威じゃない」という文字を掲げた幼い少年もいた。

ワディア君の親友だったデクスター君の母、シンシア・グラスさんは、涙を流しながら「この2人の少年はもう二度と一緒に遊ぶことができません。教室で隣り合って座ることも、一緒にバスに乗ることももうありません」と話した。

参列者はイスラム指導者ハッサン・アリーさんに従い、黙とうと祈りをささげた。

「ワディアの名は平和という意味です。けれど彼はこの世界で平和を経験することができませんでした」「しかし彼は今、ガザの罪のない子どもたち、そしてほかにも今回の暴力のために命を落とした罪のない子どもたちや普通の人たちと共に、永遠の平和の中にいると信じます」。アリーさんはそう語りかけた。

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