ウォルマートで銃撃、4人負傷 容疑者は自らを撃ち死亡 米オハイオ州
(CNN) 米オハイオ州デイトン近郊の都市ビーバークリークのスーパー「ウォルマート」で20日夜、銃撃事件が発生し、当局によると4人が負傷した。容疑者は自らを撃って死亡した。
容疑者は男性としか示されていない。午後8時35分前後に店内に入り、4人に向かって発砲した後、自分に銃を向けた。ビーバークリーク警察が明らかにした。自分を撃った傷で死亡したとみられる。
当局は店内の安全を確保したと発表した。ビーバークリーク警察もSNSへの投稿で、脅威はすでに解消し、捜査を進めていると述べた。現場に駆けつけた警官は誰も銃撃を受けていないとした。
警察は容疑者の身元を特定していない。容疑者と被害者らに面識があったのかも不明。
警察幹部は被害者らが近隣の病院に運ばれ、手当てを受けていると発表した。けがの詳細は明らかでない。
ウォルマートの報道担当者はCNNへの声明で「ビーバークリークの店舗で起きた事件に胸を痛めている」と述べた。事態はまだ収まっていないとしたうえで、現場の捜査に緊密に協力していると説明した。
米連邦捜査局(FBI)、米アルコール・たばこ・火器爆発物取締局(ATF)、オハイオ州犯罪捜査局が捜査に携わった。