ハマスの人質解放「非常に近い」 バイデン米大統領
(CNN) バイデン米大統領は21日、イスラム組織ハマスがパレスチナ自治区ガザ地区に拘束している人質の解放が「非常に近い」との見方を示した。
先月7日にハマスがイスラエルに奇襲をかけた際に拉致した人質の解放については、カタールの仲介のもとで6週間にわたり交渉が行われてきた。
バイデン氏は「一部の人質を間もなく帰国させられる」と明言したものの、詳細については言及を避けた。
CNNは以前、複数の情報筋の話として、4〜5日間の停戦と引き換えに人質となっている女性と子ども50人を解放し、民間人の人質1人につきイスラエルが国内の刑務所に収監しているパレスチナ人の囚人3人を解放することも条件とする案を模索していると報じた。
バイデン氏はここ数日、イスラエルのネタニヤフ首相やカタールのタミム首長らと協議を重ねてきたという。
人質となっている米国人が何人解放される可能性があるか、とのCNN記者の質問にバイデン氏は答えなかった。