トランプ氏、民事詐欺訴訟で来月証言か 被告側の最後の証人として
ニューヨーク(CNN) トランプ前米大統領らの金融詐欺を巡るニューヨーク州の民事訴訟で、トランプ氏の弁護チームは27日、裁判所に対し、被告側の最後の証人としてトランプ氏本人を来月11日の証言に呼ぶ方針を明らかにした。
トランプ氏の弁護士によると、同じく被告に名を連ねている息子のエリック氏も、来月6日に証言する予定。
トランプ氏とエリック氏は今月上旬、ニューヨーク州司法長官室から証言を要請されており、両氏が証言台に立つのは2度目となる。
弁護チームは先日、12月半ばまでに被告側の弁論を終える予定だと明らかにしていた。
裁判では現在、トランプ氏一族が経営する「トランプ・オーガニゼーション」の幹部、パトリック・バーニー氏が被告側の証言を行っている。同氏の証言の前には、トランプ・オーガニゼーション傘下のホテルの最高執行責任者(COO)、マーク・ホーソン氏が証言した。
28日からはトランプ氏への融資に関わったドイツ銀行の関係者4人が、召喚状に基づき証言する見通しで、週の終わりには別の専門家の証言も予定されている。