小型旅客機が一般道路に「不時着」、けが人なし 米バージニア州
(CNN) 米東部バージニア州の運輸行政当局は25日までに、地域航空会社「サザンエアウェイズ・エクスプレス」の小型旅客機が州内の一般道路上に緊急着陸を強行する騒ぎが起きたと報告した。
同機には乗客乗員7人が搭乗。当局はCNNに寄せた声明で、負傷者の情報はないとした。
緊急着陸の原因などを調べているとした。
現場は同州ラウドン郡の州道606号線で、全ての車線の往来が止まる事態となった。同機はバージニア州にあるダレス国際空港を飛び立ち、ペンシルベニア州のランカスター空港へ向かっていた。
ダレス空港は声明で、同空港での離発着の業務に障害はなかったとした。飛行状況の追跡サイト「FlightAware」によると、同機は約2分かけて約800フィート(約244メートル)の高度に達した後、606号線への着陸に踏み切っていた。
同航空の幹部は声明で、乗客乗員の全員にけががなかったことや体調に問題がなかったことを安堵(あんど)していると説明。乗客の安全を最優先にする訓練に沿った対応策を正確にこなした操縦士への感謝を示し、今回の緊急着陸に関する当局の調査には緊密に協力するとした。