米、ガザに人道支援物資を空中投下へ バイデン氏発表

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ガザ市北郊のベイトゥ・ラヒアで支援の食料を求めて集まるパレスチナ人たち/AFP/Getty Images/File

ガザ市北郊のベイトゥ・ラヒアで支援の食料を求めて集まるパレスチナ人たち/AFP/Getty Images/File

(CNN) バイデン米大統領は1日、パレスチナ自治区ガザ地区の住民に向けて支援食料の空中投下を開始する方針を明らかにした。ガザ地区の人道危機が深刻化する中、イスラエルは依然として支援強化のために地上検問所を追加設置する対応を拒んでいる。

ホワイトハウス執務室で会見したバイデン氏は、ガザに追加支援を届けるため「あらゆる手を尽くす」と表明した。ガザ地区はイスラム組織ハマスによる昨年10月7日のテロ攻撃以降、イスラエルの激しい爆撃にさらされている。

バイデン氏は「ガザに届く支援は到底十分とは言えない」とも述べ、「トラック数百台」がガザ入りする必要があると指摘した。

また、人質解放や「即時戦闘休止」に向けた合意を仲介する取り組みに言及。実現すればさらなる支援物資の搬入が可能になるとの見方を示した。

米当局者の一人はCNNの取材に、米軍が近く空中投下を実施する方針だと明らかにした。

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