バイデン氏とトランプ氏、予備選で勝利重ねる スーパーチューズデー
(CNN) 米大統領選の候補指名争いは5日、16州と米領サモアで予備選などが集中する「スーパーチューズデー」を迎えた。一部の州で投票が終了し、結果が出てきている。
これまでのところ、CNNの予測では、民主党からの指名を目指している現職のバイデン大統領は、アイオワ、バーモント、バージニア、ノースカロライナ、オクラホマ、テネシー、メーン、マサチューセッツ、テキサス、アーカンソーの各州で勝利した。
共和党からの指名を争っているトランプ前大統領は、バージニアとノースカロライナ、オクラホマ、テネシー、テキサス、メーン、アーカンソーの各州で勝利した。
ノースカロライナ州で、「トランプ前大統領は刑事裁判で有罪になっても大統領に適格」とみる投票者が全体の3分の2近くを占めていることが、CNNによる出口調査の初期集計で分かった。同様の回答はバージニア州でも半数あまりを占めた。
トランプ陣営は今回のスーパーチューズデーをやすやすと勝ち抜き、対抗馬のヘイリー前サウスカロライナ州知事の希望を打ち消すことを期待している。バイデン氏には主要な対抗馬はいないものの、本選でのトランプ氏との再選の可能性に向けて、力強い結果を示すことを目指している。