ニッキー・ヘイリー氏、共和党候補指名争いから撤退 情報筋
(CNN) 今秋の米大統領選に向けた共和党候補の指名争いで、トランプ前大統領の対抗馬であるニッキー・ヘイリー前サウスカロライナ州知事が6日に撤退を発表する予定だとわかった。同氏の計画に詳しい複数の人物が明らかにした。
ヘイリー氏は共和党予備選に残るトランプ氏の唯一のライバルだった。多くの州で予備選が行われる5日の「スーパーチューズデー」では、15州のうち14州でトランプ氏が勝利したものの、バーモント州ではヘイリー氏が勝利し、トランプ氏の完勝を防いだ。
トランプ氏は5日の予備選で764人の代議員を獲得した一方、ヘイリー氏は43人の獲得にとどまった。
ヘイリー氏は先月のサウスカロライナ州の予備選前に、スーパーチューズデーまで戦いを続けると誓っていた。「よりよい米国、子どもたちのためのより明るい未来を信じているから、最後の一人が票を投じるまで」競い続けると述べていた。
ヘイリー氏は東部時間午前10時(日本時間7日午前0時)にサウスカロライナ州チャールストンで演説を行う。