バス停の銃乱射で18歳の2人を逮捕 フィラデルフィア
フィラデルフィア(CNN) 米ペンシルベニア州フィラデルフィアのバス停留所で6日に起きた銃乱射事件で、これまでに18歳の容疑者2人が逮捕されたことが分かった。
事件では15~17歳の高校生8人が負傷した。警察によると、近くの車から降りてきた3人組が少なくとも30回発砲して逃走した。撃たれた8人のうち、16歳の1人は重体に陥った。
捜査当局者が11日の記者会見で語ったところによると、警察は盗難車の情報などを基に容疑者を特定した。このうち18歳の1人が自首し、もう1人が週末の間に逮捕された。
同当局者によると、警察は車に乗っていたあと2人の行方を追っている。さらに、犯行グループに加担した人物の存在についても捜査を続けているという。
地元検察は逮捕された2人について、被害者8人への殺人未遂や加重暴行などの罪に問われ、長期にわたって収監されるとの見通しを示した。
フィラデルフィア市内では4日にも、バス車内での銃撃で10代の若者1人が死亡、4人が負傷していた。
パーカー市長は11日、公共交通機関の利用に不安を感じるという住民らの声を受け、再発防止と安全確保に努めると表明した。