米空港保安検査で発見の銃、3カ月で1503丁 93%は実弾装填

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米国内の空港で機内持ち込み手荷物の中から見つかった銃器は今年1~3月の3カ月間で1503丁に上った/Jeffrey Greenberg/UCG/Universal Images Group/Getty Images

米国内の空港で機内持ち込み手荷物の中から見つかった銃器は今年1~3月の3カ月間で1503丁に上った/Jeffrey Greenberg/UCG/Universal Images Group/Getty Images

(CNN) 米運輸保安庁(TSA)は、米国内の空港の保安検査で機内持ち込み手荷物の中から見つかった銃器が今年1~3月の3カ月間で1503丁に上ったと発表した。

この数字は、2023年1~3月に見つかった1508丁とほぼ同数。23年は保安検査で見つかった銃器の数が過去最高を記録していた。

今年1~3月に発見された銃器は、1日当たりの平均にすると16.5丁になる。前年同期は16.8丁だった。

ただ、保安検査の対象となった乗客の数は前年同期より1500万人ほど増えており、銃器を持ち込もうとする乗客の割合は減っている。

しかし両年とも、発見された銃器の93%は実弾が装填(そうてん)されていた。

乗客が預け荷物に銃器を入れることは認められているが、その場合は適切(こんぽう)に梱包して航空会社のチケットカウンターで荷物を預ける際に申告する必要がある。

もしも空港の保安検査で銃器が手荷物の中から見つかったり、乗客が身に着けていたりした場合、TSAから地元警察に通報され、銃器は没収される。乗客は罰金を命じられたり、逮捕されたりすることもある。

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