銃撃現場に出動した警官ら5人負傷、容疑者射殺 米ニューオーリンズ郊外

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
発砲の通報を受けて現場に出動した警官ら/WDSU

発砲の通報を受けて現場に出動した警官ら/WDSU

(CNN) 米ルイジアナ州ニューオーリンズ郊外の街ケナーで28日、民家前の銃撃現場に出動した警官3人と通行人2人が撃たれて負傷した。

地元保安官が警察署長との共同記者会見で語ったところによると、銃撃犯は31歳の男で、保安官事務所の狙撃手に射殺された。

警察の幹部によると、警官らは民家の前で2人が撃たれたとの通報を受け、午前9時45分ごろに出動した。被害者2人は車で教会へ向かっていたか帰宅する途中で、たまたまこの場所に停車し、車内にいたところを撃たれたとみられる。

銃弾が発射された民家の所有者は、数日前に殺人未遂と強盗の疑いで逮捕状が出ていた容疑者の家族と判明した。警察が家宅捜索の令状を取り、特別機動隊が出動して民家に突入した。

隊員らは突入直後から銃撃を受け、少なくとも1人が反撃、3人が撃たれて負傷した。この時点で容疑者に銃弾が命中したかどうかは不明。

警察の応援要請を受け、保安官事務所のチームも現場に駆け付けた。容疑者はチームが乗っていた装甲車にも銃撃を始め、度重なる交渉の試みに応じようとしなかったため、狙撃手が発砲した。容疑者はその場で死亡が確認された。

負傷した警官のうち2人は病院から帰宅した。もう1人の警官と通行人2人は引き続き病院で手当てを受けているが、容体は安定しているという。

事件の捜査は保安官事務所の主導で進められている。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「米国の銃問題」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]