ガザ支援の仮設桟橋が完成、設置は天候待ち 米国防総省

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仮設桟橋の建設の様子=4月26日/ US Army Central

仮設桟橋の建設の様子=4月26日/ US Army Central

(CNN) パレスチナ自治区ガザ地区に海上ルートで人道物資を搬入するため、米軍がイスラエル南部アシュドッド港で進めていた仮設桟橋の建設作業が、7日までに完了した。

米国防総省の報道官が記者会見で語った。船が係留する浮桟橋の部分に加えて陸と連結する部分が完成し、ガザ沿岸の最終的な設置場所へ移動できる状態になった。

ただし天候不順のため、移動は延期されている。同日も強風とうねりが予想され安全な条件ではないため、桟橋と軍の作業船はアシュドッド港にとどまっているという。

同報道官は移動のタイミングについて、天候と治安の条件次第だが、今週中には完了したいと述べた。

米国は一方で、キプロスから新たな桟橋へ向かう貨物船に物資を積み込む作業を開始した。

CNNは先週、桟橋への海上輸送には最初にこの貨物船が使われると伝えていた。ただし米当局者らは、各支援団体がいずれは個別に貨物船を調達する形を想定している。

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