大統領警護の要員が発砲、銃を突き付けられ強盗被害 米カリフォルニア州

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シークレットサービス(大統領警護隊)の隊員が強盗の被害に遭い発砲する事件があった/Kevin Lamarque/Reuters

シークレットサービス(大統領警護隊)の隊員が強盗の被害に遭い発砲する事件があった/Kevin Lamarque/Reuters

(CNN) 資金集め集会で米カリフォルニア州を訪れたジョー・バイデン米大統領の警護を担当したシークレットサービス隊員が、銃を突きつけられて強盗の被害に遭い、発砲する事件があった。

シークレットサービスの発表によると、隊員はカリフォルニア州タスティンでの仕事から戻る途中で強盗に遭い、発砲した。容疑者に命中したかどうかは分かっていない。隊員にけがはなかった。

タスティン警察によると、事件は現地時間の15日午後9時36分、住宅地の近くで発生。シークレットサービス隊員が容疑者にかばんを盗まれる被害に遭った。警察はシルバーの車両の行方を追っている。

バイデン大統領はこの事件前にホテルに戻っていた。この日ロサンゼルスで行われた資金集めパーティーでは、ジミー・キンメル氏の司会でバラク・オバマ元大統領と対談。集会にはジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツ、ジェイソン・ベイトマン、ジャック・ブラック、バーブラ・ストライサンドといった豪華ゲストも出席していた。

警察によると、容疑者はまだ見つかっていない。現場からはシークレットサービス隊員の所持品の一部が発見された。捜査はタスティン警察が主導している。

昨年は大統領の孫娘のナオミ・バイデン氏の警護を担当していたシークレットサービス隊員が、止めてあった米政府の車両に対する車上狙いとみられる複数の容疑者に発砲する事件が起きていた。

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