LA近郊の山火事、焼失面積は60平方キロ超 1200人が避難

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15日、米カリフォルニア州で発生した山火事に対応する消防士ら/Marcio Jose Sanchez/AP

15日、米カリフォルニア州で発生した山火事に対応する消防士ら/Marcio Jose Sanchez/AP

(CNN) 米カリフォルニア州ロサンゼルス郡で山火事が続き、焼失面積は60平方キロを超えた。州立公園から1200人が避難した。

州森林保護防火局によると、山火事は15日午後に郡北西部で発生し、17日夜までに63平方キロ以上が焼失。鎮火率は20%にとどまっている。出火原因は調査中。

郡消防局の責任者は17日朝、消防士1000人以上が出動中で、さらに増派する予定だと述べた。

15日夜までに2カ所の商業施設が損傷を受けた。

現地のCNN提携局は消防局の話として、大人2人と子ども1人が軽傷で病院へ運ばれたと伝えた。

一部の地区にはすでに避難指示が出ている。同責任者は住民に向け、非常用品の袋やガソリン、携帯電話の準備を呼び掛けた。

17日午後の時点で火災は拡大していないが、18日午後まで強風が続く見通し。山の尾根では風速が22~27メートルに達している。乾燥した空気も懸念材料とされる。

ロサンゼルス郡の西側に位置するベンチュラ郡の一部にも警報が出ている。

一方、州北部のソノマ郡では山火事で約4平方キロが焼け、建物にも被害が出ている。当局は16日、一部の住民に避難を指示した。

州北部サクラメントでも17日午後に山火事が発生し、1時間のうちに3.6平方キロ以上が焼失するなど、危険な速さで拡大している。

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