ギリシャで米国人とフランス人2人が依然不明、捜索続く

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ギリシャのアモルゴス島で行方不明となっている米国人のアルバート・カリペットさん(59)/Municipality of Amorgos

ギリシャのアモルゴス島で行方不明となっている米国人のアルバート・カリペットさん(59)/Municipality of Amorgos

(CNN) ギリシャで今月、相次いで行方不明になった米国人の男性1人とフランス人女性2人は依然として見つからず、警察が捜索を続けている。警察の報道官が17日、CNNに語った。

現地の警察責任者によると、米国人のアルバート・カリペットさん(59)は11日、一人で滞在していたアモルゴス島で姿を消した。現地は当時、40度の暑さだった。

警察は現在、島に設けられた15のハイキングコースを集中的に捜している。

フランス人の2人は64歳と73歳の女性。キクラデス諸島のシキノス島で、散歩に出たまま行方が分からなくなった。2人が歩いたルートや目的地は特定されていない。

一方の女性が宿泊先に助けを求めるメッセージを送り、受け取った担当者が通報した。

ギリシャの島々ではこのところ猛暑が続き、観光客が散歩に出て行方不明になったり、死亡したりするケースが相次いでいる。

シミ島では5日、英国のメディアで「断食ダイエット」を提唱したマイケル・モズリー博士が散歩に出たまま行方不明になり、9日に遺体が見つかった。

コルフ島の西側に位置する小さな島、マトラキ島では16日、55歳の米国人観光客の遺体が発見された。警察は17日、死因を判定するために検視が予定されていると述べた。

サモス島では15日、オランダ人観光客の男性(74)が谷底でうつ伏せになって死亡しているのを、消防当局のドローン(無人機)が発見した。男性は6日前、猛暑の中で近くをよろよろと歩く姿が目撃されていた。

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