バイデン氏、1月に神経科医と面会 大統領報道官が認める
(CNN) 米国のバイデン大統領が今年1月に毎年の健康診断の一環として、ホワイトハウスで神経科医と面会していたことがわかった。ジャンピエール大統領報道官が9日夜、声明で明らかにした。ジャンピエール報道官は先に、神経科医のホワイトハウス訪問とバイデン氏との間に関係はないとしていたが、この発言を修正した形だ。
ジャンピエール氏は声明で、質問には日にちが言及されていなかったので明確にしておきたいとした上で、1月17日のウォルター・リード軍医療センターに勤務する神経科医のケビン・カナード氏とホワイトハウスの勤務医ケビン・オコナー氏との面会はバイデン氏の健康診断のためのものだったと述べた。ジャンピエール氏は「これは大統領がカナード氏と面会した3回のうちの1回で、いずれも健康診断のためだった。それぞれの診断の結果は一般に公開されている」とした。
ジャンピエール氏は9日、ホワイトハウスの記者会見で、カナード氏とオコナー氏との1月17日の面会について、「大統領自身のケアに関連したものだったのか」との質問を受けた。ジャンピエール氏は「そうではなかったと言える」と答えていた。
ジャンピエール氏は、記者の質問で特定の日にちが言及されていなかったという事実を非難しているが、こうした言い訳は通用しない。
ジャンピエール氏が発言を修正したことで、カナード氏は1月にバイデン氏に関連してオコナー氏と面会しただけではなく、訪問時に毎年の健康診断の一環として診察を行っていたことも明らかになった。