「民主主義の身代わりに撃たれた」とトランプ氏 銃撃後初の集会

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選挙集会で演説するトランプ前大統領=20日、米ミシガン州グランドラピッズ/Anna Moneymaker/Getty Images

選挙集会で演説するトランプ前大統領=20日、米ミシガン州グランドラピッズ/Anna Moneymaker/Getty Images

(CNN) トランプ前米大統領は20日、中西部ミシガン州グランドラピッズで、暗殺事件後初の選挙集会に登場し、「私は民主主義の身代わりになって撃たれた」と演説した。

トランプ氏は13日に東部ペンシルベニア州で開かれた集会での演説中に撃たれて負傷した。20日の集会では、15~18日の共和党全国大会で耳の傷を覆っていたガーゼよりも小さなばんそうこうを貼り、支持者らの前で2時間近く演説した。

「とても特別な出来事があった」と事件を振り返り、銃撃後に搬送された病院のスタッフに感謝の言葉を送った。事件で死亡した男性を「ヒーロー」と呼び、負傷した2人の名前も挙げた。

撃たれた後に叫んだ「ファイト(戦え)、ファイト、ファイト」というかけ声をこの日も繰り返し、「そして我々はこれからウィン(勝つ)、ウィン、ウィン」と呼び掛けた。

集会に向かう前、トランプ氏を支持している起業家のイーロン・マスク氏と会話したとも話した。マスク氏はトランプ陣営に毎月4500万ドル(約70億円)の献金を表明したと報じられているが、本人はこの件に言及しなかったという。

会場のスクリーンに映し出された自身の姿に目を止め、頭皮を隠すような髪型を指して「あれはひどい」と自虐ジョークを飛ばす場面もあった。

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