バイデン氏が大統領選から撤退、ハリス氏が民主党候補? 今後の動きを解説
ハリス氏以外で指名を獲得する可能性のある人物は
ハリス氏はバイデン氏からの推薦を受けたが、党からの指名獲得でハリス氏に対抗する可能性のある候補者として多くの著名な民主党議員の名前が浮上している。だが、その多くは指名争いに参加する意向であることを発表したり示唆したりはしていない。
新しい大統領候補はどのようにして副大統領候補を選ぶのか
民主党では、大統領候補の指名とおおよそ同様の方法で副大統領候補を選出するが、通常は全員による投票ではない。実際は、大統領候補が誰を副大統領候補に選んでも代議員に受け入れられるのが普通だ。
以前にもこうした状況はあったのか
精神面の健康状態への懸念を理由に再選に対して圧力を受けた大統領はいなかった一方で、現職の大統領が再選を断念することは、まれではあるが前例がないわけではない。
現職の大統領が1期目で再選を断念するのは数十年ぶりだ。直近の例では、ジョンソン大統領とトルーマン大統領がそれぞれ1968年と52年に完全な2期目を目指さないという決断を下した。