トランプ氏、1年ぶりにXに投稿 マスク氏との対談を前に

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トランプ氏が約1年ぶりにXに投稿した/Joe Raedle/Getty Images/File via CNN Newsource

トランプ氏が約1年ぶりにXに投稿した/Joe Raedle/Getty Images/File via CNN Newsource

(CNN) トランプ前米大統領は12日、X(旧ツイッター)を所有する米起業家イーロン・マスク氏との同日の対談を前に、約1年ぶりにXに投稿した。

トランプ氏の12日の投稿には、民主党の大統領候補、ハリス副大統領の過去の発言を取り上げた動画などが含まれる。ハリス氏は過去に進歩的な政策を支持する発言をしており、トランプ氏は最近の選挙集会でこの点を強調してきた。

動画で取り上げられた発言でハリス氏は、「必要な書類を持たずに国境を越える人を犯罪者として扱い」たくないとコメント。米移民税関捜査局(ICE)の廃止を支持するかと問われ「ゼロから始めることを考える必要がおそらくある」と述べた発言や、「警官を増やせば安全が強化されるという考え方は誤りで、後ろ向きだ」との見方を示した発言、「メディケア・フォー・オール(公的な国民皆保険制度)」や「グリーン・ニューディール」といった進歩的な政策提案を支持する発言も取り上げられている。

動画は「サンフランシスコの急進派、カマラ・ハリスを拒絶しよう」という字幕で締めくくられる。

トランプ氏はまた、2022年8月に自身の邸宅「マール・ア・ラーゴ」で行われた連邦当局による捜索や、司法省による起訴を伝えるニュースを扱った2分半の動画も投稿した。トランプ氏は遊説先で自分は「政治的迫害」の犠牲者だと主張することが多く、今回の動画はその主張を強化するものとなる。

動画ではトランプ氏の選挙演説の定番となっている「彼らは私の自由を奪いたがっている。なぜなら、私は決して彼らに皆さんの自由を奪わせないから」などのフレーズも紹介されている。

トランプ氏はまた、Xで行われるマスク氏との12日夜の対談について宣伝する選挙陣営アカウントのメッセージを再投稿した。ライブ形式の対談は米東部時間午後8時に始まる。

投稿には「世紀の対談になる!」と大文字で書き込まれている。

トランプ氏が前回Xで活動したのは、ジョージア州の選挙結果転覆事件に絡みアトランタの拘置所で手続きを受けた後、昨年8月24日撮影の「マグショット」(逮捕時などの顔写真)を投稿した時のことだった。この間、トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」を好んで使っていた。

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