バンス氏、ワルツ氏の「変人」呼ばわりに反撃 副大統領候補同士の攻防
(CNN) 米共和党の副大統領候補バンス上院議員は、民主党副大統領候補のワルツ・ミネソタ州知事に「変人」呼ばわりされたことに反発し、民主党大統領候補のハリス副大統領とワルツ氏はいずれも「ありのままの自分たち」に自信が持てずにいると批判した。
バンス氏は11日放送のCNNとのインタビューで、ハリス氏とワルツ氏は米国民に向けた自分たちの政策論に自信がないため、「実際に国民の生活をどうやって改善するのかを語る代わりに中傷してばかりだ」との批判を展開した。
ワルツ氏は副大統領候補に選ばれる数週間前、ニュース専門局MSNBCとのインタビューで、共和党大統領候補のトランプ前大統領とバンス氏を「変人」と評した。この言葉が注目され、民主党内に広まっていた。
CNNの司会者がハリス氏とワルツ氏も政策を語っていると指摘したのに対し、バンス氏は「ハリス陣営の公式サイトには今も政策が書かれていない。これは国民への冒涜(ぼうとく)だ」と主張した。
ハリス陣営のサイトにはハリス、ワルツ両氏の経歴が記載され、献金やボランティアを募るページやグッズ販売のページが設けてあるが、政策紹介のページは見当たらない。