トランプ米政権、連邦政府職員に早期退職を提案

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演説するトランプ米大統領=27日、米フロリダ州ドラル/Joe Raedle/Getty Images

演説するトランプ米大統領=27日、米フロリダ州ドラル/Joe Raedle/Getty Images

(CNN) 職場への復帰を希望しない米連邦政府の職員に対して、早期退職の提案が行われたことがわかった。連邦政府人事管理局のウェブサイトに28日夜、通知が出された。

CNNはこれより前、トランプ政権当局者と人事管理局の報道官からの話として、早期退職の提案が行われると報じていた。

トランプ政権は、新型コロナの流行時にフレキシブルな勤務形態を採用していた連邦政府職員の多くに対し、オフィスに戻り、出社する形での勤務を行うよう指示した。早期退職を受けいれた職員が2月6日までに退職すれば、9月30日までの給与が支払われる。

当局者によれば、政府機関の責任者が、こうした状況を知らされたのはつい先日だった。

新しい指針を通知した電子メールによれば、「大統領は、職員が対面での仕事の復帰、政策の決定権を持つ職員の説明責任の回復、上級幹部の説明責任の回復、連邦政府の採用手続きの能力重視への改革を指示した」という。

早期退職に応じない職員には、その地位や所属機関の確実性について完全な保証を与えることはできないものの、その職位が廃止された場合には、尊厳を持って扱われ、そうした地位に対する保護が与えられるとしている。

早期退職のプログラムは28日に始まり、2月6日まで実施される。

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