小型機2機が空中衝突、2人死亡 米アリゾナ

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事故現場に出動した地元警察/KNXV/AP

事故現場に出動した地元警察/KNXV/AP

(CNN) 米当局は19日、アリゾナ州の空港で小型機2機が空中衝突し、2人が死亡したと発表した。国家運輸安全委員会(NTSB)による調査が20日にも始まる見通し。

NTSBの初期情報によると、同州のマラーナ空港で現地時間午前8時28分にセスナ機とランスエアー機が衝突した。両機とも滑走路の上を飛んでいた。衝突後、セスナ機は「無事」着陸したものの、ランスエアー機は滑走路近くの土手に衝突し、その後炎上した。

警察は2人が死亡したことを確認した。地元当局は各小型機に2人が乗っていたとしているが、容体は明らかにしていない。

事故が発生した空港は、連邦航空局(FAA)が言うところの「非管制の飛行場」で、航空交通管制が敷かれていない。操縦士らは機体の位置を近隣の航空機に知らせるのに航空管制共用周波数を使用することが多い。非管制の飛行場を利用する操縦士らは連邦航空規制に従うことが義務付けられている。

このところ航空機の事故が相次いでおり、米国では先月29日に首都ワシントン近郊のレーガン空港近くで米軍のヘリコプターとアメリカン航空の旅客機が衝突し、67人が死亡した。

その後、ペンシルベニア州フィラデルフィアでは医療搬送用の小型機が墜落する事故があり、アラスカ州でも10人が死亡する航空機事故があった。直近では17日にカナダ東部トロントのピアソン国際空港でデルタ航空の旅客機が着陸に失敗して横転し、乗客ら18人が負傷した。

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