ガザから「パレスチナ人は追放されない」とトランプ氏、移住促す発言から一転
今月初めにはアラブ諸国がガザ再建に向けた代替案を提示したが、米国家安全保障会議(NSC)のヒューズ報道官は声明で「ガザは現在、居住不可能だ。がれきと不発弾だらけの土地で人間的な生活はできない。アラブ案はその現状に対応していない」と主張。これを拒否している。
ハマスの報道官は13日、トランプ氏の今回の発言に関して「ガザから人々を排除する考えの撤回」を意味するのなら歓迎すると述べた。
エジプト外務省とパレスチナ解放機構(PLO)はトランプ氏の発言に感謝すると述べた。
イスラエルとハマスによる戦争は、これまでガザの事実上全ての地域における住宅や企業、インフラを破壊してきた。またガザ保健省によると、ここまで5万人近いパレスチナ人が死亡している。