米ジョンズ・ホプキンス大、従業員2000人超を解雇 USAIDの資金供給停止受け

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ジョンズ・ホプキンズ大学の医学部附属病院であるジョンズ・ホプキンズ病院=米東部メリーランド州ボルティモア/Patrick Semansky/AP/File

ジョンズ・ホプキンズ大学の医学部附属病院であるジョンズ・ホプキンズ病院=米東部メリーランド州ボルティモア/Patrick Semansky/AP/File

(CNN) 米ジョンズ・ホプキンス大学は13日、今後2000人以上の人員削減を行う意向を発表した。米国際開発局(USAID)からの8億ドル(約1185億円)の資金供給が失われたことを受けての措置となる。トランプ政権は現在、USAIDの大幅な規模縮小に取り組んでいる。

高水準の研究を行う同大学の声明によれば、国内で247人、国外44カ国で1975人の従業員を既に解雇したという。今後追加で約100人が解雇される予定だとしている。

同大はUSAIDからの8億ドルを超える資金供給が停止されたため、上記の大量解雇に踏み切らざるを得なくなったと説明した。人員削減の影響を受ける従業員には、解雇が成立する少なくとも60日前に通知が届くという。

同大は声明で、傘下の公衆衛生・医療関連の研究機関を通じ、疾病対策や清潔な水の供給といった人命を救う取り組みを世界中で行っていると述べた。

トランプ大統領はUSAIDの規模縮小を含む連邦政府機関の再編事業を継続中。今週にはルビオ国務長官がUSAIDのプログラムの83%を打ち切るとしたトランプ政権の方針を発表した。残りのプログラムは国務省に組み込む意向だという。

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