イラン、トランプ氏の新たな核合意交渉の提案に回答

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記者会見で発言するイランのアラグチ外相=2月25日、イラン・テヘラン
/Majid Asgaripour/Wana News Agency/Reuters/File

記者会見で発言するイランのアラグチ外相=2月25日、イラン・テヘラン /Majid Asgaripour/Wana News Agency/Reuters/File

(CNN) 米国のトランプ大統領がイランの最高指導者ハメネイ師に送った、新たな核合意の交渉を提案する書簡をめぐり、イランがこれに回答したことがわかった。イラン国営通信(IRNA)が27日、アラグチ外相の発言として報じた。

アラグチ氏は「公式な回答は、現状およびトランプ氏の書簡に関する我々の見解が完全に示され、相手側に伝える書簡からなるもの」と述べた。書簡はオマーン経由で送られたという。

アラグチ氏は、軍事的脅威と圧力にさらされている限り直接交渉には応じないというイランの立場を繰り返し、間接的な協議のみ応じうると付け加えた。

アラブ首長国連邦(UAE)によって届けられたトランプ氏の書簡は、核合意の交渉期限を2カ月としている。

アラグチ氏は先週、トランプ氏の書簡には「より脅迫的な姿勢」が含まれているものの、イランに「いくつかの機会」を提供すると主張していたと述べた。

中東情勢の緊張が高まる中、米国の当局者は1月、オマーンでイラン当局者と間接的に会談を行った。

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