アフガン国際部隊の兵士2人、警官姿の男に撃たれ死亡
(CNN) アフガニスタン南部で30日、同国に展開する北大西洋条約機構(NATO)主導の国際治安支援部隊(ISAF)の兵士2人が、アフガン警官の制服を着た男に銃で撃たれて死亡した。ISAFの報道官がCNNに語った。
死亡した2人は、ネパール山岳民族系の英軍部隊、グルカ・ライフル連隊のメンバーと判明した。南部ヘルマンド州の検問所で銃撃を受けたという。
アフガンでは最近、同国の治安要員または兵士や警官を装った武装勢力がISAFを攻撃するケースが続発。今年に入ってこれまでにISAF要員50人以上が死亡した。
2014年中に予定されるISAF撤退を前に、同国の治安維持能力を不安視する声も上がっている。