マンデラ元大統領が検査入院、体調は「良好」 南アフリカ
ヨハネスブルク(CNN) 南アフリカのズマ大統領は10日までに、同国の元大統領でアパルトヘイト(人種隔離)政策への抵抗運動で知られるネルソン・マンデラ氏(94)が検査のためにプレトリアの病院に入院したと明らかにした。ただし、体調面で「心配することはない」という。
ズマ大統領は声明で、マンデラ氏の「体調は良好」であり、医師団が十分な対応を取ると説明。94歳という年齢から、時々、医学的な配慮が必要になると付け加えた。
マンデラ氏はアパルトヘイトに反対し、1960年代から27年にわたり刑務所に収容されていた。その後、アパルトヘイトが廃止されると、93年にノーベル平和賞を受賞。94年には大統領に選出された。今年7月の誕生日には、クリントン元米大統領などから祝福を受けていた。