マヤの「世界の終末」のうわさ流した容疑で600人超拘束 中国

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12世紀の「ドレスデン・コデックス」。マヤ暦の「終末の日」を示す書物の1つと言われる

12世紀の「ドレスデン・コデックス」。マヤ暦の「終末の日」を示す書物の1つと言われる

(CNN) 古代マヤ文明の暦に基づき世界が21日に終末を迎えるとのうわさを広めたとして、中国当局はこれまでにキリスト教系宗教集団「全能神」のメンバーら600人超を拘束した。

新華社通信によると、当局は横断幕やディスク、本、印刷機、大量のチラシなどを押収。チラシには「『全能神』だけが人々を救う。神に抵抗するものは地獄に行く」などと書かれていた。

メンバーらは戸別訪問したり公共の場に立ったりして終末論を流したという。青海省の治安当局者がCNNに語ったところによると、21日から3日間太陽が姿を隠し、電気がつかなくなるなどと訴えていた。

新華社によれば、同集団は1990年に中国中部で結成され、メンバーらに財産をささげるよう求めてきた。

マヤ暦では、5000年以上前からの「周期」が21日に終わるとされている。これを世界の終わりと考えるか、新たな時代の始まりとみるかで解釈が分かれている。

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