ファストフードでぜんそくや皮膚炎のリスク増?
ウィリアムズ氏は「この研究は相関を示したものであって、必ずしも食品とアレルギーとの因果関係を意味するものではない」「我々が調査対象としなかった行動に関連した要因などが絡んでいる可能性もある」と指摘する。
同氏は子どもを持つ親に対して、ファストフードをやめる必要はないものの、「アレルギーを持つ子どもは、果物を豊富に取り入れたバランスの良い食生活を心がけ、ファストフードを食べる回数は週1~2回程度に減らした方がいいかもしれない」とアドバイスしている。
ファストフードの消費量は世界中で増えており、今後の研究で、もしファストフードの大量摂取が実際にアレルギーの原因になることが証明された場合、公衆衛生上の大きな影響を及ぼす可能性もあると研究チームは述べている。