シリアのアサド政権、「今年上半期は存続」 ヨルダン国王
イスラム反政府武装勢力の抵抗が続くアフガニスタン情勢と比較し、「対処が迫られる新たなタリバーンがシリア内に生まれるだろう」とも予想した。
一方、ロバート・フォード駐シリア米大使は26日までに、CNNとの会見でアサド政権の現状について歩みは遅いものの崩壊の途次にあるとの見解を示した。トルコ内のシリア避難民キャンプで表明した。
大使は、シリアでの和平調停に当たるブラヒミ国連・アラブ連盟合同特別代表が昨年12月に行ったアサド大統領との会見に関連し、戦闘が政権の中枢部近くでさえ起きている事態が生まれていると指摘。同代表は「砲声が大統領府近くで聞こえた」と証言したとし、この事態が政権中枢部の士気などに響くことは想像出来ると語った。