福島第一原発で停電、ネズミが配電盤入り込みショート発生か
福島第一原発で停電、ネズミが入り込みショート発生か
(CNN) 2011年3月の東日本大震災で甚大な被害を受けた東京電力福島第一原子力発電所で停電が発生し、同社は配電盤にネズミのような動物が入り込んだのが原因になった可能性があるとの見方を示した。日本の共同通信社が20日伝えた。
ネズミが配電盤に忍び込み、接触してショートを起こし、18日の停電につながったと見ている。この配電盤は大震災以降、トラックの荷台に載せられたまま使われていた。
共同通信によると、同原発内で停電に見舞われていた9施設では21日までに電力が復旧した。炉冷却に使われる汚染水から放射性物質を除去する施設も含まれる。
停電を受けた放射性物質の漏出はこれまで検知されていないとしている。