フィリピンで火山噴火、外国人登山者ら5人死亡
(CNN) フィリピン北部ルソン島のアルバイ州にあるマヨン火山が7日朝に噴火し、災害対策当局によると、ドイツ人登山者4人とフィリピン人の案内役1人が死亡した。
当局によると、噴火当時27人の登山者がいて助けを求めたという。州知事によると、5人は岩にあたるなどして死亡。そのほか、オーストラリア人を含む7人が負傷したという。
フィリピン火山地震研究所によると、小規模な水蒸気爆発が起きたとみられる。爆発は約73秒間続き、500メートル上空まで灰が噴出した。
当局は爆発がいつ起きてもおかしくないとして、周囲6キロの危険区域に入らないよう勧告した。
フィリピンにある50以上の火山のうち22が活火山とされる。マヨン火山はその中で最も活動的。前回は2010年に噴火し、数千人の住民が避難を強いられた。