アルゼンチン大統領が脳血腫の手術、経過は順調
(CNN) アルゼンチンのフェルナンデス大統領(60)が、首都ブエノスアイレスの病院で脳の表面にできた血腫を取り除く手術を受けた。大統領報道官が8日に発表した。手術は成功し、術後の経過は順調だという。
医師団によると、大統領はまだ入院中だが術後の合併症はなく、順調に回復しているという。
フェルナンデス大統領は5日に硬膜下血腫と診断され、1カ月の休養が必要と告げられていた。同国の憲法に基づき、大統領が不在の間は副大統領が職務を代行する。
ブドゥ副大統領は7日の演説で、フェルナンデス大統領が2012年1月に甲状腺の手術のため一時的に大統領権限を副大統領に委譲した時と状況は同じだと指摘。「30日間という日数も同じだ。疑問や不確かな点はない」と強調した。