台風被災地で支援の輪広がる、募金呼びかけ フィリピン
(CNN) フィリピン中部を襲った猛烈な台風30号(ハイエン)は想像を絶する被害をもたらした。死者は1万人に達する恐れもあり、人口20万人の市は全域で建物が損壊した。
同国にいて行方不明になったり安否が確認できない人は多数に上る。インターネット大手の米グーグルは、そうした人たちの安否情報確認サイト「台風ヨランダ(台風30号の現地名)パーソンファインダー」を開設した。
また、同社の「クライシスマップ」には、フィリピン各地の避難所や救援物資の配布場所が掲載されている。
各国の慈善団体や非政府組織(NGO)も支援に乗り出した。ウェブサイトを通じて支援金を受け付けている主な団体は以下の通り。
緊急援助
・赤十字
フィリピン赤十字は支援金受け付けのための特設サイトを開設。国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)や各国の赤十字も、サイトを通じて支援金を募っている
http://ushare.redcross.org.ph/
・米救世軍
災害対策チームが現地入りして被災者に食料や水、避難所などを提供
https://donate.salvationarmyusa.org/TyphoonHaiyan
・米ユダヤ人共同配給委員会(JDC)
フィリピンや各国のユダヤ人社会と連携して救援物資を届ける活動を展開
https://secure3.convio.net/jdc/site/Donation2;jsessionid=2BC3D0733B61B8CB5CE8FC41B9C6FC41.app347a?df_id=2741&2741.donation=form1
・CARE
フィリピンとベトナムの被災者に救援物資や医薬品を提供
http://www.care.org/newsroom/press/press-releases/supertyphoon-haiyan-care-partners-responding-philippines-vietnam
・米カトリック救援事業会
米国のカトリック団体が運営する公式国際人道支援組織。現地で生活必需品などの配布活動を展開
https://secure.crs.org/site/Donation2?df_id=6140&6140.donation=form1