ラトビアのスーパーで屋根崩落 少なくとも51人死亡
(CNN) バルト三国の1つ、ラトビアの首都リガのスーパーマーケットで21日に発生した屋根の崩落事故の死者数が22日に51人に達した。リガのウシャコフ市長が明らかにした。
事故が発生したのはリガ西部にあるスーパーマーケット「マクシマ」で、市長によると、少なくとも48人が負傷し、現在もがれきの中に5~7人が閉じ込められていると見られるという。死亡した51人の中には消防士3人が含まれている。
事故原因は明らかにされていないが、ウシャコフ市長によると、当局はスーパーの屋上に保管されていた建築資材が原因と考えているという。
ラトビア国営LETA通信は今回の事故について、1991年にラトビアが旧ソ連から独立して以来、最悪の惨事と伝えている。