マンデラ元大統領、故郷の村に埋葬 4500人が参列

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葬儀の様子を伝える巨大モニターが据えられた丘に座る男性

葬儀の様子を伝える巨大モニターが据えられた丘に座る男性

(CNN) 南アフリカのマンデラ元大統領(享年95)の埋葬式が15日、同国南東部の故郷の村クヌで執り行われた。同国を生まれ変わらせたマンデラ氏の偉大な人生が、多くの参列者に見守られて幕を閉じた。

クヌはマンデラ氏が幼少期を過ごし、その後も「最も心が安らぐ場所」として愛し続けた村。緑の丘を望む墓地には地元の部族指導者や国内外の要人が集まり、マンデラ氏に最後の別れを告げた。遺族の要望で、ひつぎの埋葬は報道陣に公開されなかった。

これに先立ち、マンデラ氏の自宅敷地内で行われた葬儀には約4500人が参列。英国のチャールズ皇太子、米テレビ司会者オプラ・ウィンフリーさんらの姿もあった。

南アのズマ大統領は「自由のために闘ったマンデラ氏の輝かしい95年間がここに完結する」と述べ、「さよならは言わない。あなたは私たちの心の中で永遠に生き続けるから」と語り掛けた。

ヨハネスブルクをはじめとする南アの主要都市では、市民がスタジアムなどに設置された大画面で葬儀を見守った。

マンデラ氏の死去を受けて南ア政府が設けた10日間の服喪期間は、この日で終わりを告げた。

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