日本人女性ダイバー5人を救助、依然2人が不明 バリ島
(CNN) インドネシア・バリ島沖でスキューバダイビングをしていた日本人女性7人が行方不明になる事故があり、このうち5人が17日、3日ぶりに発見され、救助された。バリ島の捜索救助隊が明らかにした。
船でバリ島に到着した5人は救急車で病院に運ばれ、手当てを受けている。
残る2人の行方は依然として分かっていない。5人が見つかった場所や、行方不明になった経緯などは現時点で不明。
救出された5人のうち4人は漁師が17日に発見して当局に通報。救助艇が出動して同じ海域で5人目を発見し、ヘリコプターで救出した。
行方不明になっていたのは27~59歳の日本人のダイビングインストラクター2人と観光客5人で、14日にバリ島南部のポイントに潜った後、浮上が確認されていなかった。
同行していたダイビング船の船長は警察や地元メディアに対し、一行が海に潜った約15分後にそれまで晴れていた空が曇り、7人を探そうとしたが見つけられなかったと説明している。
この日は同地域で豪雨が観測されていた。バリ島の10月から4月にかけてはモンスーンの季節に当たり、強風や豪雨に見舞われる。