マレーシア機不明、世界のネットユーザーが捜索に協力
同社幹部のルーク・バーリントン氏は「干し草の山から針1本を探し出すような作業。干し草の代わりに大海原が広がっている」「ネット上の何十万人かの協力がなければ到底不可能な、気の遠くなる作業だ」と話す。
米シカゴ近郊に住むIT企業管理職の男性は、画像に目を通し始めた直後、海面にマレーシア機の機体と同じ大きさの影が写っているのを見つけ、デジタルグローブに報告したという。
同社は昨年オクラホマ州で発生した竜巻やコロラド州の洪水、フィリピンを襲った台風30号などの被災地の実態調査でも、世界規模のクラウドソーシングを実施した。ペルーで行方不明になった2人組の遺体を衛星画像で発見した実績もある。