ロシア軍、ウクライナ国境から一部撤退か
米国務省のサキ報道官は、ロシアの撤収が事実であれば歓迎すると述べ、「このプロセスを加速するようロシアに促す」とコメントした。
一方、ロシアのメドベージェフ首相は同日、クリミア半島の併合以来初めて同地を訪問。中心都市シンフェロポリで、クリミアの当局者や議会関係者、セバストポリ市長などと会談した。
同首相はロシア経済にクリミアを組み込む一環として、クリミア半島を経済特区に指定すると表明。法人税控除や水道関連プロジェクトの見直しなどに言及した。
さらに学校や病院などを訪問し、現代的な医療設備や教育改革が必要だと強調、新しい大学を建設する計画も打ち出した。