NATO、ロシアとの協力停止 半島併合は「重大な脅威」
NATOとロシアはアフガニスタンの麻薬撲滅作戦や海賊対策、テロ対策などで協力関係にあり、ラスムセン事務総長によれば、麻薬撲滅作戦については協力を続ける。
NATO当局者によると、この日の会合では「NATOの集団防衛態勢強化のための追加的措置」を講じることを決めた。
これには東欧の加盟国へのNATO軍事資産の配備や増強、当面の演習計画の見直し、NATO即応部隊の警戒レベル引き上げ、NATO防衛軍事計画の見直しなどが含まれる。
ウクライナ情勢を巡って前日には、ロシア軍が国境付近から一部の部隊を撤収させているとの情報も伝えられた。しかしラスムセン事務総長は、ロシア軍が撤収している兆候は見られないと話している。