イエメン南部でも無人機攻撃か、武装勢力30人死亡
同国では19日にも中部アルバイダ州で無人機攻撃が実施され、アルカイダ系武装組織のメンバー少なくとも10人が死亡していた。
イエメンで無人機攻撃を実施しているのは米軍のみとされるが、米軍は攻撃の内容についてコメントしないのが通例となっている。
アビヤン州でのAQAP掃討作戦について説明を受けたとするイエメン政府高官は21日、「前例のない大規模攻撃」で少なくとも30人が殺害され、イエメン軍奇襲部隊がさらにAQAP幹部らを狙っていると述べた。
一方、複数のイエメン当局者が匿名で語ったところによると、掃討作戦についてはっきりとした情報が発表されないことに対し、政府内部から不満の声が上がっている。政府が作戦の成果を無理に誇張しようとすれば、逆に国民からの信頼を失いかねないとの懸念も指摘されている。