マリ北部で政府軍と武装勢力が交戦、36人死亡

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マリ北部で政府軍と武装勢力が交戦し死者が出た

マリ北部で政府軍と武装勢力が交戦し死者が出た

(CNN) 西アフリカ・マリ北部キダルで17日、政府軍と遊牧民トゥアレグ人の武装勢力が交戦し、国防省によると、マリ軍兵士が8人、武装勢力のメンバー28人が死亡した。

このほか政府側に25人、武装勢力側に62人の負傷者が出ているという。

マリ政府は17日、アザワド解放国民運動(MNLA)のトゥアレグ人メンバーが政府庁舎を攻撃したと発表。一方MNLAは今回の衝突について、自衛目的で政府側に抵抗したものだとしている。

MNLAはまた、マリ軍の兵士24人、地方役人3人を含む30人を捕虜にしたと発表。ただ負傷した兵士2人は国際赤十字に引き渡したという。

同国に展開する国連部隊は今回の戦闘について、キダルを含む北方地域の平和と安全を確保する暫定協定に違反するものだとして非難した。

MNLAはジハード(聖戦)を訴えるイスラム教徒らで構成され、マリ北部の独立を求めて武装闘争を続けている。

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